運動習慣の身につけかた

5分でわかる!あなたの行動変容ステージの判断方法を解説!

自分の行動変容ステージを知りたい

どうやってステージを判断するの

準備期と実行期ってまぎらわしい

 

行動変容モデルを運動習慣化に活かそうと思ったときに最初にあたる壁が上記のような悩みだと思います。

今回は、行動変容の最初の1歩である「自分の行動変容ステージを知る方法」について解説していきます。

 

僕は運動の専門家である理学療法士として10年以上働いています。また、行動変容モデルを活用しながら、実際に患者さんの運動習慣化を支援しています。

そのため、運動を習慣化する知識・スキルについては一般の人よりも豊富に身につけています

 

今回の記事を読むことで、最短5分で自分の行動変容ステージを判断することができるようになります。

 

行動変容ステージの判断方法

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行動変容ステージの判断方法はたった1つです。

次のボタンをクリックして、質問に答えるだけです。

ステージ診断ページへ進む

最終的に示されたステージが、現在のあなたの行動変容ステージになります。

 

補足説明が必要な部分があるので、次の2点について詳しく説明していきます。

  • 中等度の強度の身体活動について
  • 「定期的」「不定期」の意味

 

中等度の強度の身体活動について

中等度の強度の身体活動とは、一言でいえば「息が少しはずむ」程度の活動のことです。運動の強さを表す単位メッツ(MET’s)で表すと、3~6MET’sの身体活動のことです。

 

中強度の身体活動の例を載せておきますので、こちらを参考にフローチャートの質問に答えてみてください。

スポーツ・トレーニングレベルと日常生活レベルの2つに分けて紹介します。

〇スポーツ・トレーニングレベル

  • エアロバイク(50~100W程度)
  • 自分の体重を利用した筋トレ
  • バドミントン
  • バレー
  • マシン・ダンベルを使用した筋トレ
  • ゴルフ(カートを使用しない)

 

〇日常生活レベル

  • 早歩き
  • 洗車(手洗い)
  • 掃除機をかける
  • 洗濯物を干す
  • 子供と立って活動的に遊ぶ
  • 階段のぼり

 

息がはずまない身体活動は、上記の例に含まれるものでも中等度の身体活動には含まれません。普通の速度での歩行やゆっくり掃除機をかけるなど、息がはずまない身体活動は含めないようにしましょう。

 

ここでのポイントは日常生活レベルのものでも中等度の身体活動に当てはまるものがあるということです。

運動は、スポーツ・トレーニングに該当するものをイメージしやすいですが、家事なども意外と中等度の運動になることが分かります。

 

紹介したものはほんの一部です。その他にも該当するものがたくさんありますので、もし詳しく知りたい方は国立健康・栄養研究所から出されている【改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』】をみてください。

 

「定期」「不定期」の意味

ここの質問での「定期」「不定期」の意味は次のようなことになります。

〇定期
週5日以上、中等度の身体活動を1日合計して30分以上行っている

〇不定期
週1日~4日、中等度の身体活動を1日合計して30分以上行っている

 

このような意味で質問に答えてみてください。定期で行えている場合には、行動変容ステージは実行期以上、不定期の場合には準備期に該当するような形になります。

 

まとめ

今回は、自分の行動変容ステージを知る方法について解説しました。行動変容を知る方法は、今回紹介したフローチャートに沿って質問に答えていくだけで、あなたの現在の行動変容ステージを知ることができます。

 

中強度の身体活動には、スポーツや筋トレといったトレーニングレベルのものと家事や階段の上り下りなどの日常生活レベルの2つがあります。

中強度の身体活動を定期的に行えていれば実行期以上、不定期であれば準備期以下の行動変容ステージに当てはまります。

 

中強度に該当する身体活動はとても多いので、国立健康・栄養研究所から出されている【改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』】を参考にしてください。

ただし、中強度に該当する身体活動でも、息がはずまなければ強度が低い可能性もあります

 

そのため、中強度の身体活動と判断する際には、「息がはずむ」自覚的な感覚を目安に考えてください。

 

今回は以上となります。今回の知識を活用し、自分の行動変容ステージを把握することが運動を習慣化するための第一歩となります。

もし、自分の行動変容ステージがよくわからないという方は、遠慮なくお問い合わせフォームや僕のTwitterアカウント(@grahabi_2)へDMしてください。

 

運動習慣化に向けて頑張っていきましょー!

  • この記事を書いた人

kan

理学療法士/経験年数:11年/行動変容段階モデルを活用し、運動習慣0から週6回の運動習慣を身につける/運動習慣を身につけられる人を増やし、日本の健康寿命を延ばすために情報を発信していきます。

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